2026年6月27日(土)〜7月11日(土)の日程で、宮城県白石市出身の画家・齋藤大展「描く 〜Life Goes On〜」を開催いたします。
今年の春、東北芸術工科大学大学院を修了した画家・齋藤大(さいとう だい)。本展は、一人の画家として歩み出す、彼の決意表明ともいえる展覧会です。
高校時代に油彩と出会い、絵画の世界へ踏み込んだ齋藤。大学では「唯一無二の表現」を求めて作品を創作していましたが、完成した絵画は自分の手から遠く離れたどこか借り物のような感覚でした。その感覚を打ち破ろうと試行錯誤の末たどり着いたのが、今あるものを大切にする、というごくシンプルな気づき。
幼い頃から描いていた模写と風景画へ立ち返った齋藤は、「人物が融合する風景」を描き始めます。人と自然を対比させるのではなく、互いが溶け合うような画面——。人物と風景の境界を失いながら、人間を自然の循環のなかに在るひとつとして捉え直す表現です。
そのような視点で作品を見つめると、キャンバスに残る筆致の揺れや色の重なりは、自然のなかに身を置いたときに感じる風、光、空気……といった目には見えない気配を宿しているように感じられます。
今回、絵と真正面から向き合った学生時代を経て、あらためて「描く」という行為の意味を問い直した齋藤大。描くとはどういうことか。それは生きることとは切り離せないもの。これから先も画家という人生を歩んでいくという静かな覚悟が、本展のタイトルには込められています。
瑞々しい感性が捉えた、生命と自然の連続性。齋藤大が美しいと感じた日常の断片16点をぜひ会場でご覧ください。
ARTIST
齋藤 大 Saito Dai
2001年 宮城県白石市生まれ
2024年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
2026年 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域修了
【展示歴】
2026年「絵画のゆくえ」/ SOMPO美術館/東京
2026年「ー未来を担うアーティストたちー group Céfiro セフィーロ展10th」/美岳画廊/東京
2025年「FACE選抜作家小作品展2025」/ REIJINSHA GALLERY / 東京
2025年「AaP2025 Towards The Future」/ ロイドワークスギャラリー / 東京
2024年 三人展「一途なモグラは空を飛ぶ」/最上川美術館/山形
2024年「和田竜汰・齋藤大・戸田創史三人展」/ GALLERY A8T / 仙台
【受賞歴】
2024年 「Idemitsu Art Award2024」入選
2024年 「FACE展2025」グランプリ
展示作品

《インマイライフ》
H1,940×W1,620mm/油彩、キャンバス/2025年

《サンフラワー》
H1,620×W1,303mm/油彩、キャンバス/2025年

《クマキャンプ》
H1,818×W2,273mm/油彩、キャンバス/2025年

《望郷》
H273×W220mm/油彩、キャンバス/2026年

《ポカラ》
H727×W910mm/油彩、キャンバス/2025年

《棒を持った少年》
H273×W160mm/油彩、キャンバス/2026年
齋藤大個展「描く 〜Life Goes On〜」
期間:2026年6月27日(土)〜7月11日(土)
時間:12:00〜19:00(最終受付18:00)
休廊:7/4(土)、5(日)
場所:〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2-5-7
電話:022-353-7677
※事前予約は不要です。お気軽にご来廊ください。
作品や会期については、電話022-353-7677または上部ボタン「お問い合わせ」まで


