2025年2月28(金)〜3月21日(金)の日程で、後藤理菜個展「八奇譚 ~島、半島にて~」を開催いたします。
後藤理菜は宮城県気仙沼市生まれで、現在、東京藝術大学大学院に在籍中。「物語は変化し、組み合わされ、伝えられていく。といった点で情報の進化ともいえ、歴史を遡る上で重要な記録にもなり得る。」という柳田國男の言葉に共感し、国内外さまざまな土地を訪れてそのフィールドワークで得たものを表現しています。不気味な中に、少しユーモラスなスパイスも感じられる絵画作品は、海や朝靄を思わせる特徴的な藍緑色もあってか、どんどん深くその世界に吸い込まれていってしまう魅力があります。
本展では、2024年に旅した屋久島(鹿児島県)、八丈島(東京都)、三宅島(東京都)、飛島(山形県)、伊豆半島(静岡県)、下北半島(青森県)、気仙沼大島(宮城県)、ウナラスカ島(アメリカ・アラスカ州)を舞台とした物語絵画と旅の記録を発表いたします。
協力:TomuraLee
アーティスト / 後藤理菜


個展開催に寄せて
本展覧会では、2024 年に旅した 8 つの地域、屋久島(鹿児島県)、八丈島(東京都)、三宅島 (東京都)、飛島(山形県)、伊豆半島(静岡県)、下北半島(⻘森県)、気仙沼大島(宮城県)、ウナラスカ島 (米アラスカ州)を舞台にした物語絵画と記録を展示します。
「絵を描くために旅をして、旅をするために絵を描く」という、永遠のループから抜け出せず、呪われたように旅へ導かれ、筆を執るようになりました。2024年は特に島へフィールドワークしていたので、GALLERY A8Tさんにちなんで8つの島と半島をピックアップし、旅の記憶を物語と絡めて作品をいくつか制作しました。
階段を上がって展示空間に入ると、自然光がたくさん入る大きな窓と天井の高い空間が目に入ります。この素敵な空間をどう活かそうかと考えた結果、物語作品以外に和紙の大型作品も展示しようと思いました。また、最近制作した旅冊子の数々もお楽しみいただけると幸いです。

530×455mm(F10)/アクリル、キャンバス/2025

530×455mm(F10)/アクリル、キャンバス/2025

180×180×15mm/アクリル、キャンバス/2025

1800×1180mm/アクリル、和紙、木/2025
作家在廊日
アーティストの後藤理菜が下記日程で在廊いたします。作品について直接話を伺える機会となっていますので、是非お越しください。
【日程】
・2/28(金)〜3/2(日) 12:00-18:00
※アーティストやギャラリー都合による日時の変更やキャンセル、追加がございます。最新の情報は、ギャラリーエイトインスタグラムのストーリーズで確認いただくか、☎︎022-353-7677までご連絡ください。
後藤理菜個展「八奇譚 ~島、半島にて~ 」会期情報
展示期間:2025年2月28 日(金)〜3月21日(金)
時間:12:00〜19:00(最終受付18:00)
休廊:3/8〜9、3/16、3/20
料金:入場無料
場所:〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2-5-7
℡:022-353-7677
※事前予約は不要です。お気軽にご来廊ください。
作品や会期については、電話022-353-7677または下部ボタン「お問い合わせ」まで