2026年10月 | 「絶対領域みゅ〜ず in SENDAI」

EXHIBITION

2026年10月31日(土)〜11月13日(金)の日程で、アニメや漫画などに影響を受けたアーティストの作品が集まる企画展「絶対領域みゅ〜ず in SENDAI」を開催いたします。また、10月24日(土)・25日(日)に仙台駅前EBeanS(イービーンズ)・2F「CHO-SAN Lab」にて、本展のプレイベントも行います。

キャラクター×現代アートの最新形態

本展に集まったアーティストたちは、幼少期から、アニメや漫画に自然と触れ合ってきた世代。そして、表現者を志す以前から、キャラクターをモチーフにしたアートが身近にあった、まさに“キャラクター絵画ネイティブ世代”と言えます。

今回の企画者で出展作家でもあるトキワにとってのミューズは、アニメや漫画、そしてネットの世界で出会う二次元のキャラクターたちです。2020年代以降、「推し文化」やVTuberといったカルチャーが広く浸透するにつれ、多くの人にとってキャラクターは単なる記号ではなく、心や生活に関わる「実在の存在」として感じられるようになってきました。

こうした背景のもと、2025年に東京(新宿)で開催したトキワ自主企画展「絶対領域みゅーず」では、「キャラクター絵画ネイティブ世代は、これからどうなる?」という素朴な疑問を鑑賞者に投げかけました。多彩な作品群はアートファンからアニメファンまで、多くの来場者を魅了し、好評のうちに幕を閉じました。

そして今回、さらなる新しい展開を求め、トキワの故郷である仙台の地で「絶対領域みゅ〜ず in SENDAI」として再び開催する運びとなりました。

現代のキャラクター絵画において、作家は自身が生み出したキャラクターたちとどのように向き合い、何を表現するのか。キャラクターを媒体として描き出すあらたなリアリズムのかたちと、その表現の可能性をぜひ会場でご覧ください。

ARTISTS

展示作品

イトウモモカ
《君を信じてる》H910×W1,167mm/アクリル、グロスポリマーメディウム、キャンバス/2026年

★植物と人間が交差し、見え隠れする風景の中には、心の拠り所や誰かとつながりたい気持ちがあります。一方で、そこから離れ、自由になりたい気持ちもある。相反する感情を抱えながら、それでも誰かとともに生きる人間の姿を描きました。
植村佳乃子
《都市型擬態昆虫『アニメ蝶』》/1点 H90×W105mm(6点中、内1点はH65×W80mm)/ポリエステル布にプリント、ABS樹脂、アルミ針金/2026年

★今回の展示では、街中にキャラクターが溢れる日本社会に過剰に適応したキャラクターの形態、存在の仕方を模索する。新たに「トランスフォーム」という言葉をテーマに組み込み、支持体の形に工夫を加えることで、平面絵画に限らない作品展開を行う。
鈴木御御
《ずっと輝いていてね》/H500×W606mm/パネル、印刷、メディウム/2025年
tsubura
《このJKはなぜ地べたに座って何をしているのだろうか。》/H910×W727mm/アクリル、キャンバス/2024年
トキワ
《みゅ〜ず、君と在る。》/H297×W420mm/パネルに転写、アクリル、オイルパステル、鉛筆/2026年

★絵の中に在る大切なキャラクターを丁寧に、優しく触れたい一方で、力一杯こちら側に引き摺り出したくなる。自分勝手な願望もキャラクターなら許してくれると思い込んでいる。オリキャラを中心に、私自身とキャラの付き合い方や距離を考えて制作しました。
恥ヵ9↙︎まなか
《ひのあたるまち》/H910×W1,167mm/油彩、クレヨン、鉛筆/2026年

★学部4年間に描き続けてきたキャラクターたちと自身との関係の変化を提示する。初期から現在へと距離が変化する一方、理解の先には新たな不確かさも生まれている。これまでの集積であると同時に、これからも続く関係の途中にある本展で、その緊張感にも目を向けてほしい。
ももえ
《ポニーテール》/H530×W455mm/アクリル、ケーブル/2026年

★本展において作家は、絵画という「2D(二次元)」のメディアを用いながら、同時に「3D(三次元)」的な物理的アプローチを交錯させることで、次元の境界線に形を与えようと試みている。
yuuutu
《星が見えなくなるなんて》/H745×W470mm/アクリル、ラメ、デコパーツ、キャンバス/2026年

★私が理想的だと感じ、描いているのは、少女漫画やアニメを想起させるようなキャラクター的な姿です。しかし、私はキャラクターそのものを描くことを目的としているわけではありません。私にとってその姿は、現実世界を生きる実在の人間と同じように、ひとりの存在として対等に感じられるものです。理想化された姿でありながらも、現実の人間と地続きにあるものとして捉えています。
※作品画像は後日掲載
吉田南ナ子
《教えて。君の好きな“私”》/H530×W410mm/アクリル、油性ペン、キャンバス/2026年
若松琉夏
《隣》/H310×W410mm/油彩、キャンバス/2026年

★私にとってキャラクターを描くことは、地域性や既存の価値観から一歩外へ出ることでもあった。大学進学を機に東京へ移り、さまざまな価値観や表現に触れたことで、キャラクターを絵画のモチーフにすることへの抑制から解放された。今では、かつてのように漫画やアニメそのものに没頭することは少なくなり、そこから少し距離が生まれている。それでも、かつて憧れ、なりたいと思った、美しいと思ったキャラクターという存在への焦がれは残っている。それは特定の誰かではなく、ひとつの存在そのものへの憧れとして、生活のふとした瞬間や筆を持つとき、目の前の景色の中に立ち現れる。
キャラクターから少しずつ離れていく中で、なお消えることのなかったその存在への憧れと向き合う。その距離の中で生まれた作品を展示する。

「絶対領域みゅ〜ず in SENDAI」プレイベント開催

本展開催前の10/24(土)・25(日)に仙台駅前EBeanS(イービーンズ) 2F「CHO-SAN Lab」にて、プレイベントを開催いたします。本展で展示する作品の一部をいち早くご覧いただけるほか、出展アーティストが制作したポストカードや画集、ステッカー、Tシャツなどのグッズも販売いたします。また、来場者優先で、作品の先行抽選購入のお申込みも実施いたします。10/24・25に会場にお越しいただき、お申込みいただいた方の中から優先で購入者を決定いたします。詳しくは下記「作品販売について」をご覧ください。

⭐︎「みゅ〜ずちゃん」のドローイング原画作品3点をプレゼント

GALLERY A8Tと出展作家(1名以上)のSNSをフォローいただいた中から抽選で、企画・出展アーティストのトキワが描く本展のキャラクター「みゅ〜ずちゃん」のドローイング原画作品を3名にプレゼントいたします!
※絵柄はお選びいただけません。当選者のみ後日、ご連絡いたします。

作品販売について

GALLERY A8Tグループ展「絶対領域みゅ〜ず in SENDAI」会期情報

期間:2026年10月31日(土)〜11月13日(金) ※プレイベント10月24日(土)・25日(日) at 仙台駅前EBeanS 2F 10:00〜20:00
時間:12:00〜19:00(最終受付18:00)
休廊:11/3(火),8(日)
場所:〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2-5-7
電話:022-353-7677
※事前予約は不要です。お気軽にご来廊ください。
作品や会期については、電話022-353-7677または上部ボタン「お問い合わせ」まで